荒井で藤野

看護師は他人の健康や時には生命に関わる仕事であり、なかなかリラックスできる暇などなく、こうした生活が続くと大抵、大きなストレスを感じることになるはずです。ですから、身体に負担がかかる仕事である上に、メンタル面にもつらい部分があると言えます。自分なりにそうしたストレスを処理できる手段を知っているかどうかということは、看護師であり続けるためには重要視した方が良いようです。なぜ看護師をやるのかといわれたときに、とても現実的な理由として一般的に給料が高いという点が挙げられます。働き始めて最初の給料を鑑みても、同世代の新入社員と比較して収入が高めだといえるはずです。しかし、このようにして高収入を得ているのですから、その分、自分自身も精進に励み、患者さんに返していかなければなりません。病気や怪我のリスクが高まる高齢者が、人口の四分の一ほども占めるようになり、着実に病院を利用する必要のある人たちが増えていっています。そうなってくると、医師と看護師も大勢が働いているべきなのに、今のところ、どこでも人手は足りていません。ですが、物は考えようで人手が足りないのであれば、求人募集がとても多いということでもあり、看護師にとっては、転職がやりやすいといった良い面もあるのです。看護師にとって勿論逃げ出したくなることも往々にして起こります。お仕事に関する失敗だけでなく心ない患者さんの発した言葉に傷ついたりといろいろです。ですが、それだけではなく、嬉しく感じることや、看護師として働き続けたいと感じることももちろんあります。先輩が激励してくれたり、温かな言葉をかけてくれたりとさまざまな人に助けられているから頑張れるということを実感する毎日です。常に激務に晒されている印象のある看護師というお仕事ですが、その勤務時間は、世間一般よりも多少、やりくりしやすい部分があります。他のスタッフとの兼ね合い、つまりシフトの状態に左右されますが、時間休というものを取ることが簡単にできる傾向がありますので、子育てと両立させながらそれを負担に思わず働ける、と考えている人は多いようです。例えば子供の急病など、退勤を含め臨機応変な対応が必要になることが多い割に、それでも都合をつけながら、やっていくことができているのは、きっと看護師という職業特有の勤務の形によるところがあるのではないでしょうか。ところで、他の職業同様、勤務時間は大体8時間というのが基本です。能力評価では、自分の看護師としての能力が、どんな段階にあるかがわかります。実行している病院がほとんどのようです。ちゃんと個人個人の能力について位置づけできるよう、きちんとした評価基準を作っているところも多いです。月毎に、こうした能力評価を行なう所があったり、一年に一度だけということもあります。こうして定期的にどう評価されているか知ると、次回の評価までにこうしたい、という目標ができますし、自分の仕事に正しい評価を得られる喜びもあり、現場では好評のようです。ドラマのようには上手くはいかないのが看護師の仕事です。普段から大変な仕事量をこなしているところにさらに、規定の労働時間以外にも仕事がたくさんあって、仕方なく残業することも日常茶飯事です。ですが、たとえ忙しくて疲れていても、いつだって患者さんやそのご家族と接するときは、笑顔です。ほんの少し前まで文句を言っていた人がすぐさま笑顔を向けられるのだから、考えようによっては看護師は女優みたいなものだと思います。他業界の労働者と看護師を収入の面で比較してみると、少なくとも平均年収においては看護師の方が上なのだそうです。医療に関わる職場においていつでも人手を求めている、という事情により、景気に関係なく、収入が安定しているといった専門職らしい長所もあるのでした。さてそんな看護師ですが、給料は良いものの、ただ働きであるサービス残業が蔓延している等、看護師を取り巻く仕事環境は、あまり良いものとは言えないようです。比較的、高い給料をもらえる看護師ではありますが、勤め先により違いがあり、例えば大学病院と小規模のクリニックでは、金額がかなり変わってくるでしょう。看護師が退職時にもらえる手当、つまり退職金ですが、公的医療機関であれば、看護師は公務員、あるいは準公務員の扱いですから、しっかりと勤務した年数などから退職金が算出され、それを支払ってもらえるでしょう。個人病院はどうなっているかというと、病院によっては退職金の取り決めさえない場合がありますので、とにかく最高責任者である院長先生の考え方一つ、といった面があります。つまり、規定に沿う額の退職金がきちんと支払われるのは公立病院で、あとは病院によるようです。「看護師」という書き方と、「看護士」という書き方があります。双方とも「かんごし」と読み、同じ読みです。この二つを漢字で書き表すとこうして二種の字で表せます。少し前までだと、看護士と書いた場合は男性のことを指し、女性を表すのは看護婦という風にはっきりと分けられていたのです。法律が変更された2001年を境に、性別に無関係に使用できる「看護師」を使うことでまとめられることになったわけです。看護の仕事を行なう上で、特に大事で外せない業務として、申し送りというものが必要になります。担当している患者さんの変化や状態、その他の情報や、追加されたり改められたりした諸々の伝達事項をこれから勤務をスタートさせる人へ、口頭にて報告説明する決まりです伝え忘れなどミスのないようにし、また、相手がきちんと理解できるようになるべく簡素に話すことが大事です。また、申し送りに時間をかけると、その間に人手が減ることになりますから、要領よく、そして素早く行うこともとても大事なことです。看護師としての勤務は、給料面においては他職種より恵まれていることがほとんどでしょう。それと関係があるのか、洋服に気合いが入った人が少なくありません。そうはいっても、看護師の仕事は過密スケジュールの場合が多いです。病院にもよりますが、ひどい場合は休みがほぼなく、金銭的に恵まれても、使う暇がなくもっぱら貯まり続けていると聞くことがあります。給料と休みの釣り合いのとれた職場を選択するのがベストな形だと思います。今、私は病院事務の仕事をしています。日常的に、仕事上で看護師の方と接することはあまりないのですが毎日お忙しそうにしていますね。家庭を持つ人は、夜勤がある時などは、家事はもちろん、育児に関してはより大変なのではないでしょうか。だけど私の想像以上に忘年会の時に、うまく対処されているなと感じたのが、お子さん同伴での看護師さんの参加が結構目立つんです。先生方も笑顔で、アットホームな雰囲気でした。看護婦はハードな仕事と言われていますが、職場においての有用性、必要性は高く、とても働きがいのある仕事であることは、間違いありません。入院患者のいる病院ではもちろん24時間稼働しますし、そこで働く看護師も24時間不在の時間があってはなりません。なので、どこの病院でも日勤、夜勤と交代制を採っています。他の交代制のお仕事と同様、自然な生体リズムに逆らう生活をすることになり、うまくコントロールしないとうまく睡眠がとれなくて疲労が溜まることになります。職場にもよりますが、看護師の給料というのは、主に女性が担う一般の職に比べ、けっこう良い給料をもらうことができます。責任の重い、医療現場を職場にしていることに加え、ハードな夜勤や残業をはじめ、各種手当も間違いなくもらえる、というのも大きいです。他の人より夜勤をたくさんこなしていたり勤務終了でクタクタのところ更に残業をするといった看護師の場合、通常より相当、高いものとなっているはずです。勤務や休みをある程度自由にすることができ、興味があってしてみたい、という仕事を割と選べる、といったあたりが看護師という資格を、派遣という形の労働で生かすことを選んだことによる、なかなか得難い利点かもしれません。勤務形態はいろいろあり、単発の仕事、短期の仕事、長期の仕事もむろんあります。なにしろ、自分の条件に合わせて選ぶと良いですから、看護師の仕事を探しているのであれば派遣で働いてみることも一応考えてみながら求職活動をしてみてはいかがでしょうか。看護師が病院で働く際、病棟勤務か外来勤務、片方を選択することになるわけですが、外来勤務は基本的に日勤だけとなります。子育て中の人には、子供を昼日中だけ預けられればいいので働きやすいでしょう。また、病棟勤務と違い、夜勤がないのはもとより、大体は土日祝日が休めるという点が嬉しいところです。忙しいかどうかは、病院や、診療科によっても違ってきますが、特に大病院や、人気の診療科などがあると多くの患者で待合室がいっぱいになり、対応には時間がかかるでしょう。クレームが入ることもよくあります。勤務を続けていく上で、どういったスキルがあれば良いかは診療科や病院によってもかなり違ってくるでしょう。少子高齢化が進んでいることも影響しているのですが、医療の仕事を行う人々というのはより必要性が高まると考えられています。したがって、今でさえ足りていない看護師ですが、将来的にもこの状況である可能性が高いです。年ごとに多数の看護師が新たに生まれているのにもかかわらず、今なお看護師の数が十分でないのはなぜかというと労働環境や条件の改善が図られていないことで退職してしまう人が多いというのも起因しています。一口に看護師の仕事と言っても、病棟勤務か外来勤務かですることが全く違います。そうなると、看護師生活を病棟勤務でスタートしたとするなら、転職して別の病院で働くことにしても、勝手知ったる病棟勤務に就くことになりそうです。そして、もし何か得意な技能があることを、採用される際に伝えておけば、その技能を一番発揮できるポジションにつくことができるでしょう。仮に、いつでも夜勤が歓迎である旨を伝えるとしますと、そういった人は少ないこともあり、確実に病棟勤務に就けるはずです。もちろん業務の内容によって、給料が変わる可能性も考慮しながら、きちんと自らの希望は伝えておくのが良いでしょう。きついながら、やりがいも大きいのが看護師というお仕事です。どんな時にやりがいを感じるかというと、例えば、回復して退院した患者さんが、後に改めて病院まであいさつにきてくれた時です。それに、やはり患者さんの家族の方から何度も繰り返しお礼を言ってもらえるような時、看護師になって良かった、と実感します。看護師の仕事はとにかくつらいハードワークなのは間違いがありません。そういう訳で、仕事からやりがいを得られない場合は、多分看護師はもう辞めたい、などと考えるだろうと思います。すでに超高齢化社会となった日本ですが、病気のリスクを抱える高齢者の増加で、医療機関にかかる高齢者も年々増加の一途を辿って、看護師はさらに忙しくなっていきます。看護師らの労働環境はあまり良くはなく、無理をして夜勤を続け過ぎたあまりに、過労死という痛ましい結果になった看護師もいます。きつい夜勤を避けて日勤のみの仕事を探しても、病院を離れると、訪問介護などの仕事が多くなることもあり、それら介護系の仕事でも、高齢者の急な増加により、ますます看護師の需要は高まり、どうやら、看護師を巡る環境は、どこであっても厳しいみたいです。人間関係について言えば、看護師の世界は最悪に近いといった話は、実によく耳に入ってきますけれども、職場に占める女性の比率がとても高いということが、その主な理由であると考えても良いでしょう。なにしろ、女性はすぐにグループを作ってそうして集まれば誰かの噂話や、あるいは陰口などを囁き合ったりしますし、女性ワーカーの多い職場だと、何か独特の雰囲気が漂います。日常的にそんな環境に接しているとあまり良い気分もしないでしょうが、それもこれも、ただ職場に女性が多いからであり、そのことは納得しておくと良いかもしれません。新卒で勤め始めた新人看護師や、他の病院から転職してきた看護師の場合、通常支払われるはずの残業代について出ないという職場があるといいます。残業代の未払いは、新人だということは何の言い訳にもならず労働基準法に反した行為です。残業は賃金を支払う対象になる労働ですから、せっかく働いたのならその時間分、手当として支払われなければなりません。仲間同士でだけ意味の通じる業界用語、看護師の世界にもそれはたくさんあり、例としてカタカナでエッセンと書く言葉があります。これは、食事をとりに休憩してきます、ということを仲間うちだけに伝わるようにしたもので使用している現場は多いようです。ちなみにエッセンとは何かといいますと、ドイツ語の動詞で食べるを意味するそうです。昔は、医療現場でドイツ語がよく使われており、それが今まで細々と生き残って現在に至っても普通に使用されているようです。看護師として、初めての病院で働きだそうとする際、一体どこの部署に配属が決定しているのか、少し気を揉んでしまいますが、面接の際の希望をほぼ聞き入れてくれるケースも多いですが、人材を管理する人の胸三寸で決定に至ることもあります。配属先の決定は、病院側によって、人材を希望する各部署からの要望と、新人の適性から判断され、充分に考えられた配属であることが殆どです。それでも、その人材配置に納得いかず、仕事に身が入らなければ、直属の上司に訴えてみることはできますし、考慮されることもあるでしょう。やり甲斐という観点から見てみますと、看護師の右に出る仕事はそうそう無いのかもしれません。でも、良いことばかりでなく、難しい面もまたあるのです。第一に、仕事の内容そのものの難度が高く、労働としてもきつい部類です。それから、職場に拘束される時間が長くなりがちで、さらに不規則であること、何より医療現場という特殊な職場で、受けるストレスも相当のもので、仕事上のあれこれが人間関係の構築に響くようなことも考えられます。大変だと知りつつ、看護師という職業を選ぼうとする人もまた大勢いる訳で、難点を補って余りあるメリットも多いと考えられるのではないでしょうか。夜勤をこなす必要があって、看護師の仕事は勤務の形が少々不規則です。当然、休みはきちんともらえますけれど、それにしたって大変な仕事ではあるため、結婚や出産といった節目に辞めていく人が大変多いようです。特に子供ができると安心して託児ができる施設などがなければそもそも夜勤などはできないものです。ですが、近頃は子供に手がかからなくなったためもう一度看護師として働くことを希望する人も徐々に増えつつあるようです。少し長く看護師をしてきておりますが、気がついたことと言えば、看護師は喫煙者である割合がとても高く、また、飲酒の習慣を持つ人も多いようです。タバコが有害という認識が広まったこともあって、ヘビースモーカーの看護師も減ってはいますが、まだまだ、喫煙率の高さは群を抜いているかもしれません。そしてまた、皆が集まるお酒の席などで見られる、看護師たちの飲み方、酔い方は決して可愛くも上品でも天使でもありません。とは言え、こうした醜態も日頃から仕事で抱え込んだストレスのせいだとも理解できますので、そうやって発散できるのなら、それでいいと思います。ただ、健康には気をつけてほしいです。働く時間も休みも不規則な看護師の仕事ですが、カレンダー通りに土日祝を休みにすることもできます。簡単なのは、病棟勤務から外来勤務に移ることで、そうすると、外来の診療は土日は休みですから看護師も一緒に休みとなるのです。予定にない急な出勤や、土日の休日診療に当番として出ることはありますが、でも、ほぼ安定して土日は休めます。そして、入院施設がなく、個人経営の病院に勤めると、大抵の場合は土曜、日曜、祝日は、お休みです。看護師の存在は法律上、医師の診療を補助する役割と定められています。医療行為を行うことは、原則として認められていませんが、医師の指導管理下だったら、処置可能なものもあるのです。しかしながら、患者の状態が悪くなり、緊急の場合や、差し迫った状態になったときは、経験を積んでいる看護師に限り、医療行為も少しぐらいは認められる必要もあるのではないかと考えます。